月明かり

月明かりを浴びながら、
虫の声に耳を傾けていると、
調和が訪れてくる。

意識はどこまでも広がり
私と世界の境界線が消滅する。
驚きの唯一性が全宇宙を支配している。

この唯一性は如何なるマーヤとも無縁だ。

部屋の電気を点けたり消したりするように、
唯一性とマーヤは入れ替わる。
入れ替わると言っても入れ替わる訳ではない。

電気の点灯消灯によって
部屋が変わる訳ではない。
電気の有無に関わらず部屋はあるがままだ。

部屋は変わる事はないが、
明かりの有無は我々には影響を及ぼす。
これと同じ事だ。

唯一性は変わらない。
宇宙はあるがままだ。
唯、我々がマーヤなのだ。

我々の意識から光明が消え去れば
我々を支配するのは
暗闇というマーヤだ。

しかし、唯一性が無くなったわけではない。
唯、部屋の明かりが消えただけだ。
また点ければ良いだけの事である。

我々さえ望めば救いはすぐそこに在る。
間違った場所を探してもスイッチは見つからない。
正しいスイッチの場所。

それがマーヤに気づくことだ。
お金が降ってくること、病気が治る事、
それが救いでは無い。

救いとはその出来事が何を与えてくれたのかだ。
それが理解されれば、
とてつもない救いを経験出来る。

全ては輝きと共にあるのだから。
 












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by mikokoro-org | 2017-09-09 00:15